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水性塗料と油性塗料の違いって何だろう?

こんにちは、新人のおりっぺです。知識のない業界の仕事をしていると日々疑問が湧いてきます。塗料業界に入ってから一番最初に覚えたのが、「塗料は大まかに水性塗料と油性塗料がある」という事でした。
今回はどんな時に水性を使いどんな時に油性を使うのかを調べてみました。

 

特徴 水性塗料 油性塗料
揮発成分 シンナー等
室内使用 出来る 使用できるが注意が必要
保管 特に注意点なし 注意が必要
メリット
デメリット
臭いが殆んどしない
性能はそこそこ
耐久性が低い
臭いがする
性能が高い
耐久性が高い

調べたところ特徴はざっとこんな所でした。油性塗料は揮発成分としてシンナーを使っているため、揮発性が高く室内で使う場合は十分な換気が必要となるなど注意が必要です。

油性の影響

油性塗料は高機能ですが、油性塗料を室内で使用する場合は十分に換気をしないと頭痛やめまい、吐き気等の症状が出る場合があります。
シックハウス症候群やアレルギーを引き起こす可能性もありますので、
お子さんやペットがいる方はシックハウス対応(VOCゼロ)の水性塗料を選択した方がよいでしょう。

水性塗料と油性塗料の使い分け方も調べてみました。

水性と油性の使い分けは使用状況や使用条件により様々なので、一概には分類することは難しいです。
昔は水性塗料の性能は悪く耐久性や耐候性において油性塗料の方が優れていたのですが、最近では水性塗料も油性塗料に劣らないようになっています。
使用目的や期待する効果、使用条件により判断して選択するのが良いでしょう。

では塗装する物や部位によって水性と油性の使い分けはどうなんだろう?

1.塗装する物で分ける
・鉄部:油性(水性は錆びやすい)
・木部:油性(水性は浸透しにくい、油性は木に馴染みやすい)
・塩ビクロス:水性(油性は使えない)※水性でも対応品でないと不可
・ホビー:水性(安全性、耐候性は不要)
※商品により性能は異なります。上記の分類は一般的な目安です。

2.塗装する部位で分ける
・室内:水性(油性は臭い、危ない)
・屋根:油性(水性も大丈夫だが、油性の方が耐候性はよい)
・外壁:水性(油性もOKだが最近はほぼ水性が使われている)
※商品により性能は異なります。上記の分類は一般的な目安です。

 

下地や用途によって塗料の使い分けが必要なんですね。

 


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