父の日のプレゼントは・・・ビンテージ風の書斎?!
今日は、父の日!感謝を込めて内緒でお父さんの書斎を変身させようと思います。
以前、お父さんが「おとこの隠れ家」のような雰囲気ある書斎にしたいと見せてきた雑誌を見ながら、子どもたちと一緒にお父さんの部屋をカッコイイ書斎に大変身させるサプライズ作戦を決行。そのために、お父さんには理由をつけて外出させました!
お父さんの部屋・・・普通のお部屋ですね。
右側のお部屋が目標です!
普通のお部屋が、カッコイイ部屋になっていくのを考えると自分でも楽しみです。
早速、作業開始。
まずは机!
机は、壁に据え付けられたパイン材(集成材)。汚れが染みつき、あちこちに子どもたちの落書き。ここは、落書きした本人たちに綺麗にしてもらいました。
そのままでも良い感じですが、今回はビンテージ風にエイジング加工していきます。
使い込まれた雰囲気を出すため、ハンマーやドライバーなどで机に傷をつけていきます。物がぶつかりやすい角の部分を傷つけるとそれっぽく見えます。
傷つけ完了!
マスキングテープやマスカーで養生しましたら 、オイルステイン(油性の木部着色剤)のこげ茶(ウォルナット)色を刷毛で塗って着色し乾いた後にオイルフィニッシュで仕上げます。
良い感じに、使い込まれた雰囲気に仕上げることが出来ました。
机の仕上がりに満足しながら、急いで壁を!今回は「おとこの隠れ家」ということで「隠れ家」というと・・・子どもたちから「洞窟!」という言葉をもらったので「洞窟っぽい」雰囲気にしてみることに!
壁に下塗りとして水性塗料のベージュ色を刷毛とローラーでペイントしていきます。子供たちも、お手伝いしてくれたおかげで早く塗り終わりました。
乾燥した後、通常は木部塗装の着色に使う「水性ステイン」で、洞窟っぽい雰囲気を表現するために硬めの刷毛でランダムな方向で塗り、所どころウエスで色を抜いていきます。
ポイントは下塗りのベージュ系と茶系のステインといった具合に同系色の濃淡の組み合わせにすること、ステインはかなり水で薄めて塗ることです。
あとは、物でゴチャゴチャしている棚に扉をつけて中の物を隠すことに。ホームセンターで購入したポリカーボネート板に古めかしく仕上げた枠を取り付けて目隠し代わりの棚扉を設置。ポリカ板の昔懐かしい波ガラスのようなテイストと使い込まれた古めかしい扉でレトロ感満載に作っていきます。
木材にこげ茶の水性ステイン(木部着色剤)で着色し、乾燥後にベージュ系の水性塗料を硬めの刷毛で擦れたようにラフに塗装します。だんだん、使い込まれたイイ感じに。
ようやく完成!
ポリカ板が擦りガラスに見えきました!
IKEAで買った2,980円のイスにもペイント、小物なども飾って「男の隠れ家」の完成。
あとは、お父さんの帰りを待つだけです。
帰ってきたお父さん。え?え!?どうしたの!?と驚いてばかり、寝るまで部屋から鼻歌が聞こえてきました♪サプライズ大成功です。