熱に強いペンキ!オキツモの耐熱塗料ってどんな塗料?
オキツモの耐熱塗料は、名前の通り熱に強い塗料で、私たちの身近な場所で使われている塗料です。例えば、ストーブ、バイクのマフラー、キャンプ用品などから焼却炉、ボイラーまで熱が加わる場所や物の塗装に使われています。
目次
1.普通の塗料と違うの?
オキツモの耐熱塗料は、名前の通り普通の塗料よりも断然『熱』に強い塗料です。この熱に普通の塗料は、耐えられず塗料が変色したり剥がれたりしてしまいますが、耐熱塗料は、高温でも耐えることができる塗料なのです。
耐熱塗料は、一度焼き付けをさせることにより塗料が硬化して効果を発揮します。常温で乾燥させるだけでも耐熱効果はありますが半硬化のため焼き付けよりも弱いです。
2.耐熱塗料は、何からできているの?
オキツモの耐熱塗料の成分は、シリコーン樹脂を主成分にしています。
シリコーン樹脂とは、少々難しいお話になるのですがガラスと構造が似ています。
塗料を焼き付けると有機質被膜から硬質な無機質被膜(セラミックのようなもの)に変わるのが特徴です。
参照:オキツモHP
■焼き付け方法は?
焼き付けには、2種類の方法あります。
一つは、バイクのマフラーのように、素材が熱くなり塗料を、そのまま焼き付ける方法があります。
もう一つの方法は、バーナーや窯で焼き付ける方法です。
焼き付けは、均一にしないと半硬化の部分と硬化した部分が出来てしまいますので大きさによっては、一般家庭では難しいモノもあります。小さいサイズでしたらご家庭のオーブンでの焼き付けができます。
3.どのような材質にでも塗ってもいいの?
素材にも熱への限界がありますので、材質によっては塗ることができないモノもあります。例えば、燃えやすい木材やプラスチックに塗ることはできません。
一般的にはオキツモの塗料は、普通鋼板を対象としていますが、最近ではメッキ鋼板・アルミ・ステンレスの使用例も多いそうです。
また、各素材によって適応していないモノもありますので塗装仕様書などで確認しましょう。
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4.どれくらいの熱に耐えられるの?
塗れる材質ならどんな温度にも耐えられる!とお考えの方。ちょっと待ってください!材質によって耐えられる温度は違ってきます。例えば、普通鋼板は600度程度まで耐えられますが、ステンレスは800度程度耐えられるなど差がありますので、素材の耐えられる温度は必ず確認をしてください。
5.耐熱塗料の選び方は?
オキツモの耐熱塗料は、刷毛で塗るタイプ、スプレーするタイプ、マーカーペンで塗るタイプとさまざまな塗り方ができます。
使用する場所や色、ツヤ、耐熱温度、素材、性能など塗るときの条件に合わせて選びましょう!
本当にどれが良いのか分からない!と悩まれている方は、パジョリスにご相談ください。
オキツモは、黒や銀以外にも色を取り揃えている!
※上記の写真以外にもございますが、シリーズによっては無い色もありますのでご注意ください。
耐熱塗料と言うとシルバーや黒系色に塗るモノが多いイメージがありますが、オキツモは黒や銀などの定番カラーから、白・グレー・ブラウン・グリーン・アズキ・イエロー・ブルーなどのカラフルな色も取り揃えています。