壁の汚れをスッキリ解消!大掃除に役立つお手入れ方法
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壁のお掃除はお済みですか?
年始に向けて大掃除をする時期が近づいてきました。普段は掃除をしない場所もキレイにして、お部屋全体をスッキリさせたいですよね。そんな中で、意外と忘れがちな場所が壁です。「え?!壁?」と思われるかもしれませんが、実は壁はきれいに見えていても、意外に汚れているものです。目には見えにくいホコリがしっかりとついています。
パジョリスメンバーも、部屋の中で見た目がきれいな壁を拭いてみたところ、驚くほど汚れがびっしり…。

このホコリを放っておくと、壁に付いたホコリ同士が静電気で集まり、塊になって落ちます。そして、その落ちたホコリが部屋の隅に溜まる原因となります。ホコリを溜めないためにも、壁のお掃除はしっかり行いましょう。ここでは、壁の種類別にお掃除方法をご紹介いたします。
1.壁の素材を確認

壁が塗装されているのか、壁紙が貼られているのか、または砂壁や珪藻土などの特殊な壁なのかを確認しましょう。それによって掃除方法が異なります。
2.ビニールクロス(壁紙)の掃除方法

まず、はたきやホウキで壁に付着したホコリを落としましょう。これだけでも十分きれいになりますが、さらにキレイにするために布でホコリを拭き取ります。硬く絞った布で、上から下へと拭いてください。
※ビニールクロス以外について
ビニールクロスではない壁紙(クロス)も多くあります。種類によっては、水に弱い壁紙(クロス)もありますので分からない場合は、まず目立たない部分で壁紙(クロス)の種類を確認してください。
一つの方法として、目立たないところに少量の水をかけて、水が弾かれるかどうか確認する方法があります。水を弾く壁紙でしたら、水拭きが可能です。その反対に水を弾かない壁紙は、水分を吸収してしまうので汚れやカビの原因になってしまいますので水拭きは出来ません。

※こちらは、水を弾いているので水拭き等が可能です。
黒ずみや手あかが残っている場合
ビニールクロスに付いた黒ずみ・手あか(皮脂汚れ)の汚れには中性洗剤が効果的です。
まず、水を入れたバケツに中性洗剤を数滴混ぜてます。

雑巾を濡らしたら硬く絞ります。

壁を優しく拭いて汚れを落とします。次に水ぶきで壁に残った洗剤を拭き取り最後に乾拭きしたらお掃除完了です。

たばこのヤニや油汚れがついている場合
たばこのヤニや油汚れと頑固な汚れには、専用の洗浄剤が最適です。

カビが発生している場合
カビが発生している場合は、壁紙の裏面からすでに発生している可能性があるのでご注意ください。確認の上、専用の洗浄剤を使用してください。
また、カビの状態によっては、壁紙を一度剥がして貼りなおしたほうが良い場合がありますのでご注意ください


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2.ペンキ壁の掃除方法

ペンキが塗装されている壁はビニールクロスと同じように、はたきやホウキなどで全体的にホコリを取り除きます。
その後、中性洗剤を含ませた布で汚れを拭き取ります。次に水ぶきで壁に残った洗剤を拭き取り最後に乾拭きしたらお掃除完了です。
【ご注意】
つや消しの塗料は、水拭きできませんのでご注意ください。
3.砂壁や珪藻土壁などの掃除方法

砂壁や珪藻土壁は、凸凹した部分にホコリが溜まるのでモップで取ろうとすると引っかかってしまう可能性がございます。
まず、はたきやホウキなので優しく掃い落します。またカビが発生している場合は、エタノールを吹き付けて取り除きます。
※カビは取れてもカビによる変色は元に戻りませんのでご注意ください。
少しの汚れであればサンドペーパーで削り取るという方法もございます。
▼こちらでも砂壁のお掃除方法を詳しく書いています。
番外編:壁を塗りかえてしまおう

壁紙が、かなり汚れてしまったりカビが発生して大変なときは、壁紙を張り替えるのも良い方法ですが剥がすのに手間がかかります。
そんな時は、壁を塗り替えるという方法もあります。
塗料なら、料なら壁紙の上から塗ることができ、簡単に塗り替えができますのでおすすめです。
※ただし、カビやヤニなどが壁に付着している場合は、必ず下塗りでカビ止め、ヤニ止めシーラーを使って下地処理を行いましょう。この作業を怠ってしまうと、アクや変色、またカビの発生原因となります。
■おすすめの塗料
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