賃貸の壁でも出来る!ペイントDIYでベニヤ板の壁を作ってみた
会社の応接室って白い壁にソファが定番ですよね。殺風景で緊張してしまうようなお部屋!そんな空間をガラリと変えて居心地がよくて、緑が映えるナチュラルなテイストのお部屋にDIYしました。
ただ、応接室をいつでも以前の雰囲気に戻せるように今回、壁にベニヤ板を貼り現状回復できるようにしました。
目次
準備と作り方
【材料】
・ベニヤ板(お部屋に必要な分)
・糸ノコギリ(刃先の向きが変えられるのを買うと便利!)
・彫刻刀(100均)
・ブライワックス(ラスティックパイン)
・スチールウール
・布(ウエス)
・超強力両面テープ
・水性塗料の塗装セット(EFヌーボー:リップルブルー)
【セット内容】
・ローラーバケット一式
・撹拌棒
・ローラーハンドルとスペア
・刷毛
・マスキングテープ
・無地コロナマスカー
・軽量カップ
・軍手ポリ手袋一式
【費用】16,000円くらい べニア板が高いです!
【時間】5時間ほど
【難易度】★★ 大がかりだけど達成感はスゴイ!
【手順】
1:始める前の準備!完成予想図案を作成
2:ベニヤ板に彫刻刀で溝を入れて腰壁風にする
3:なんちゃって腰壁をブライワックスでペイント
4:余分なところは糸ノコギリでカット
5:壁になるベニヤ板、部分をペイント
6:両面テープでベニヤ板を貼る
7:完成
1:始める前の準備!完成予想図を作成

頭の中だけだと、分からなくなりそうでしたので、完成予想図を簡単に作成。手書きでもいいので予想完成図を書いておくと全体の把握もできますし、ベニヤ板の必要な枚数が、パッと分かり準備がラクちんですよ。
2:ベニヤ板に彫刻刀で溝を入れて腰壁風にする

初めにお部屋の印象を変える腰壁をDIY!本来は、一枚一枚貼り付けてあるのが腰壁なんです。今回は、彫刻刀で溝を作り一枚板でなんちゃって腰壁を作ります。
まず、準備したベニヤ板に等間隔で線を引きます。その線を引いた場所を彫刻刀で削り、溝を入れていきます。
3:なんちゃって腰壁をブライワックスでペイント

溝をすべて入れ終えたら、次にブライワックスを木目に沿って塗っていきます。このとき、溝にもしっかりペイントしていきましょう。塗り終えたら30分以上乾燥させます。

乾燥させた後は、布(ウエス)でゴシゴシと磨いていきます。これが一苦労!強めにゴシゴシとするので二の腕の運動になるかも!?全体にツヤ感が、でてきたら完成!
磨いてすぐに触るとワックスが手に付く感じがしますが、1日乾燥させると手に付く感じは、ほとんどありません。
4:余分なところは糸ノコギリでカット

コンセント部分のべニア板を糸ノコギリでカットをしていきます。本当は、必要のない部分だけ切りたいのですが・・・そこだけくり抜く機械を持っていないので。
ドアに近いところから切り込みを入れて余分な木材をカットしたいと思います。


まず、糸ノコギリがコーナー部分で向きを変えられるように、コーナー部分の少し内側に穴を開けて隙間を作ります。

あとは、糸ノコギリで切っていくだけです。コーナー部分で一度刃の角度を変えて余分な部分をカットしました。

築10年のお家はそろそろ注意|ベランダ防水効果には寿命があります|自分で防水塗装すれば業者に頼むより8割お得?|水性だから自分でDIY塗装できる当店オリジナル「EFミズハ水性防水材」がおすすめ!→詳しくはこちら
5:壁になるベニヤ板部分をペイント

次に、壁になるベニヤ板をヌーボーのリップルブルーでペイント!壁に貼り付けてから塗るか悩んだのですが、塗料が壁に付かないように貼る前にペイントしました。
乾燥させた後、もう一度塗り重ねて完成です♪
6:壁にマスキングテープと超強力両面テープでベニヤ板を貼る
壁に貼るので落ちてきたら危ないなと思い超!強力両面テープを購入。でも、そのまま壁に超強力両面テープを貼ってしまうと剥がしたとき壁紙が破けてしまう可能性があるので、先にマスキングテープを貼りその上から強力両面テープを貼ります。

幅が広いマスキングテープを貼って置くと両面テープを貼るとき、余裕があるのでラクちん♪ベニヤ板が剥がれないように、端だけでなく内側にも貼って補強部分を増やしていきます。


ドア付近は、開閉の振動で粘着が弱くなる可能性が高いので、多めにテープを貼りましょう!そして、強く押してしっかり固定させください。

お隣の壁もペタリと!なんだか巨大パズルをしている感覚です♪ピタリと隙間なくハマった時は、ガッツポーズしてしまいました。
注意!
超強力両面テープでの固定が心もとない場合、ガンタッカーで補強するといいですよ。ただし、タッカーの穴の大きさにより原状回復が出来ない場合もありますので、確認したうえで行いましょう。
7:なんちゃって腰壁に横板を貼り付ける

なんちゃって腰壁に横板を貼り付けます。実は、腰壁の部分、上の写真のように一枚のベニヤ板なんです。壁と腰板を仕切るために横板を貼ります。

ここも、粘着テープでペタッと貼れば、腰壁風のベニヤ板完成です♪1枚のべニア板なんて気がつきませんよね?!
8:完成

べニア板を貼って完成した応接室!最初は真っ白で寂しかったのですが、観葉植物を置いて家具を設置すると、住みたくなるような居心地の良い応接室に変身しました!
変化した応接室を見た人に好評で、塗った私も大満足の仕上がりでした。
さいごに
塗ってはダメだけれどもお部屋の壁を変えてみたい。ちょっと壁に塗るのは抵抗があるなど、いろいろな理由で諦めていた方!ぜひ試してみてください♪
気に入らなくなったり、理由があって元に戻さないといけない!なんて時でも、元に戻すことが出来るのでオススメですよ!