【ハリー隊長によるウンチク講座】刷毛の違い~形状別編~
こんにちは、まだまだDIYもペイントもド素人のみかみんです。
さて、本日は塗装用具の中で最もポピュラーだと思われる刷毛(ハケ)をご紹介します。ちなみに講師役は、我らが長であるハリー隊長です。
みかみん(以下、M)
「ハリー隊長!早速ですがハケって説明とか必要ですか?毛が付いてる棒のことですよね?」
ハリー隊長(以下、H)
「ペイントと刷毛は切っても切れない関係だからね、とっても重要だよ。使用する塗料と塗装するモノ・場所によってベストな刷毛を選ぶ必要があるんだ。仕上がり具合に差が出るから、ちゃんと知っておかないとダメだよ~」
M「ふーん。でも、いつも何となく塗ってますけど大丈夫ですよ~さすが、みかみん♪(自画自賛)」
H「それは、君の先輩が選んでくれてるだけ!そもそもサイズだけでもたくさんあって、さらに関東と関西でも微妙に違うんだよ。」

M「なんですと!?何で地域で違うんですか?」
H「建築に江戸間と京間があるように刷毛にも習慣の違いがあるんだよ。」
M「へぇー ( ̄△ ̄)」
H「やる気ないなぁ。ちなみに、形の違いは知ってるかい?」
M「大きいとか小さいとかですか?」
H「うーん、ちょっと違うかな。筋違刷毛(スジカイバケ)とかスポンジ刷毛とか聞いたことないかい?」
M「スポンジバケは、何となくイメージできます。」

M「これだけでも、いろんなサイズがあるんですね。」
H「そうだね。細かい部分を塗りたい時、広い面を塗りたい時、サイズを見て選ぶといいよ。あと、ハケ目が出ないから比較的キレイに塗れるよ。スポンジ刷毛以外にも、形状から見た違いをまとめておくから、ちゃんと見ておくように。」

筋違刷毛(スジカイバケ)
持ち手(柄)の部分が刷毛部分から斜めに傾いているタイプ。日本独自のものなんだ。刷毛のスタンダードと言えばコレだね~

目地刷毛(メジバケ)
刷毛部分と持ち手(柄)の部分が真っすぐになっているタイプ。3~20号とサイズ展開が豊富なんだ。比較的狭い場所や細かい場所を塗る時は、これが一番!使い勝手がいいから、サイズ違いで持ってるといいよ。


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ラスター刷毛(ダスターバケ)
これは塗装前の掃除用として重宝するんだ。粘土が高い塗料や接着剤を塗る時にも使うよ。

コテバケ
刷毛部分が平らなコテ状のタイプ。スピーディーに塗ることができるから、室内壁やウッドデッキなどの広い面の塗装に便利なんだ。使用する際は、コテバケ専用のローラー皿が必要なので要注意!
M「絵を書くときの筆とは全く違うんですね~」
H「そうだね。筆よりも広い面積を塗るのが刷毛なんだよ。」
M「ほーい。それにしても隊長!みかみんは気が付いてしまったのですが、ハケ自体よりも塗ることのほうが楽しいですね♪」
H「そりゃそうだよ!キレイな仕上がりになるよう、ちゃんと選べるように教えてるんだからね。」
M「ほほーい。」
座学が苦手なみかみんの研修は続く。
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