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ペンキの調色って何?日塗工色見本帳で色選び

日塗工色見本帳

塗装するときの色選びってとても大切ですよね。

ペンキを購入する際、決められた色のリストから色を選びますが
その中に欲しい色がない場合はどうしますか。

あきらめて近い色で妥協する?
それとも他のペンキを探しなおす?

そんな時、業務用塗料ならメーカーで欲しい色を調色してもらうことができるのをご存じですか?

商品によっては調色対応できない商品もありますが、
調色可能で欲しい色を購入できるなら「調色」について知っておいて損はないですよね。

その際、色選びに使うのが「日塗工色見本帳」です。

 

1.「日塗工色見本帳」とは?

日塗工色見本帳

「日塗工色見本帳」とは、一般社団法人日本塗料工業会の定めた塗料用の標準色を網羅した2年に一度発行される色見本帳のことです。

建築、構造物、設備、機械、景観設備、インテリア、エクステリア等の業種で広く用いられています。
日本工業規格、すなわちJISで定められた色も収録されており、日本の色見本のスタンダードになっています。

ペンキの色を指定する際、一般的に「日塗工色見本帳」に記載されている「日塗工番号」という色番号で指定を行います。
よくペンキを扱うなら手元に一つ「日塗工色見本帳」を持つことをお勧めします。

 

 

 

2.「日塗工番号」ってどれのこと?

日塗工色見本帳を開いてみると写真のように、色チップの下に左右3種類の番号が記載されています。

左下に記載されているのが日塗工の色番号です。
それ以外はマンセル値や色のトーン分類を表しています。

日塗工番号の見方

 

 

 

3.「日塗工」と「マンセル値」の違いは?

少しややこしいのですがそれぞれ「日塗工」と「マンセル値」では色の仕分け方が違います。

マンセル値とは、色を【色相】【彩度】【明度】の値によって定量的に表した色の体系であって、実際には、塗装(ペンキ等)や印刷(ポスター等)によって、それが全く同じに再現できるという訳ではありません。
マンセル値は色を絶対的に示す数値ではなく、あくまで参考の値として考える方が現実的です。
(色チップの下部には「※マンセル値で発注しないようにお願いします。」という注意書きが記載されています。)

ですので、印刷物はDICカラーなどの印刷専用の色見本、塗料は塗料専門の色見本である「日塗工番号」でご注文されることをお勧めします。

 

 

 

4.色によって金額が違うのはどうして?

ペンキは色が濃ければ濃いほどお値段が高価になっていきます。

なぜかというと、塗料は基本的に白色の塗料に色の粉を混ぜて作ります。
この色の粉(顔料)が高価なのです。
※原料の希少性や製造工程などによっても価格が変わります。

そのため、白に近い色であれば顔料が少なく済むので比較的安価ですが、
色が濃くなるにつれて高価な赤色や青色、無鉛の黄色などの顔料をたくさん使うため、
濃い色は高価になっていくのです。

薄い色(淡彩)だとお値段が安く、濃い色(濃彩)になるにつれてお値段が高くなります。

顔料

 

 

 

5.ペンキの種類によって色の出にくいものがある!?

ペンキは水性と油性で色の出やすいものと出にくいものがあります。
比較的、油性塗料は大体の色に対応していますが、油性塗料に比べ水性塗料は作れる色数が減ってしまいます。

そこで参考にしたいのが「日塗工色見本帳」の色番号横の記号です。
【□】や【□の中に◇】の記号がありますよね。
この記号の意味を知ることで色選びもしやすくなります。

【□】→エマルション系では色が出にくい色(水性/主に室内壁塗料などに使用される)
【□の中に◇】→エマルション系およびそれ以外の塗料でも、種類によっては色が出にくい色

【□】【□の中に◇】のような記号がある場合は、“色が出ない”もしくは”白くボケたり濁ったような色に仕上がる”可能性があります。
近似色(限界色対応)となるので注意が必要です。

尚、調色品は受注生産品となり返品ができませんので注意しましょう。

記号の種類は他にもあるのでその意味を知っておくと役立つかもしれません。

日塗工色見本帳の記号

 

 

 

6.調色ってどうやってるの?

メーカーによって調色の仕方は様々ですが、一般的に調色機という機械を使って調色を行います。
機械に色番号を入力することで色を調合してくれるのです。

その後、目視で色確認を行い微調整をして商品の完成です。

調色機

 

 

 

7.さぁ調色注文をしてみよう!

パジョリスでも調色対応している商品を多く扱っておりますが
すべての塗料が調色対応できるわけではありません。

メーカーによって持っている顔料の種類は異なるため、同じエマルション塗料でも調色できる色は変わってきます。
また調色する場合、商品の値段とは別に調色料金がかかります。

調色料金は、一般的に700~1,000円程度になります。

調色について理解できたら下記の4ステップで注文ができますよ。


STEP.1 塗料を選ぶ
STEP.2 日塗工色見本帳で色を選択
※商品によっては“つやレベル”を指定することができます。
STEP.3 調色可能か問い合わせよう
STEP.4 注文してみよう

これで注文完了です。
いかがでしたでしょうか?
お部屋の壁を調色したお気に入りの色に塗り替えられたらとっても素敵ですよね♪

少し敷居の高そうな調色ですが、
気軽に注文できますので是非チャレンジしてみてください。

8.調色対応可能な商品


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