【動画】EF漆喰EASYローラータイプ塗装手順のおさらい
先日「EF漆喰EASYローラータイプ」の塗装手順動画の撮影を行いました。
今までもたくさんの記事で「EF漆喰EASY」をご紹介してきましたが
改めて「EF漆喰EASY」の塗装手順をおさらいしていきたいと思います。
初めてEF漆喰EASYを塗装する方は是非お読みください。
EF漆喰EASYローラータイプは全8色ございます。
無料の塗り見本がございますので、まずは塗り見本をご請求ください♪
では早速塗っていきましょう♪
目次
STEP.1 養生
塗装中は塗料が垂れたり、汚れる可能性があるので
汚したくない場所はマスキングテープやマスカーで覆う必要があります。
和室の養生は、鴨居や柱など洋室よりたくさんのマスキングテープが必要となります。
まずは塗装する箇所の境界線を「マスキングテープ」で隙間なく貼っていきます。
しっかり押さえてテープを密着させましょう。
上下左右しっかり貼ります。
この時、コンセント部分はカバーを外してマスキングテープで覆うか、
カバーごと覆ってしましましょう。
次に「マスカー」を使います。
マスカーとは、ビニールシートの端にガムテープが付いたもので、
床や窓などの広い面を覆うのに便利です。
下に貼ったマスキングテープの上から「マスカー」を貼りビニールを広げれば完了です。

STEP.2 EF水性マルチシーラー【下塗り】
続いて「EF水性マルチシーラー」を下塗りします。
下塗りをする理由としてこんな点があげられます。
1.吸い込み止め
2.塗りムラ防止
3.砂壁の下地強化
4.上塗り材との密着力の強化
5.下地からの影響(アクやヤニなど)の防止
下地の種類
・ビニールクロスの場合
クロスは状態にもよりますが、なるべく剥がさずに塗装をします。
ヤニ汚れや油汚れは中性洗剤で落とし、固く絞った雑巾で壁の汚れを拭き取ります。
めくれやネジ穴があれば下記の記事を参考に補修をしてください。
壁紙として広く使われているのが、ビニールクロスです。
ビニールクロスの場合は、シーラーなしでも上塗り可能ですが、EF水性マルチシーラーを塗ることで
塗りムラを防ぐことができます。
「色が濃い・柄のあるクロス」や「パテ処理した壁」や「新品クロス」もしくは「貼って間もないクロス」は必ず「EF水性マルチシーラー」を無希釈で1回塗ります。

下記のようなクロスはEF漆喰EASYを塗ることが来ませんのでご注意ください。
※壁紙自体に撥水・防汚などの機能がついているもの。
※輸入クロス・塗装用の紙クロス及び布クロス
・砂壁や繊維壁の場合
砂壁は余計な砂をほうきで落としてから、「EF水性マルチシーラー」を2回塗りします。
1回目と2回目で希釈率が異なりますので注意しましょう。

1回目は、「水道水で20~30%希釈」します。
2回目は、「無希釈」で塗ります。
・化粧合板(プリント合板)の場合
化粧合板は表面がつるつるしている為、そのまま上塗りをすると塗料が剥がれてしまいます。
必ず化粧合板の表面をしっかりと研磨してから「EF水性マルチシーラー」を無希釈で1回塗りしてください。

塗装手順
塗装の手順は下地の種類により流れが異なりますので、
詳しくは前の項目の下地の種類やカタログをご覧ください。
ビニールクロスなどの一般的な塗装手順をご紹介します。
まずは容器を振ってよく撹拌します。
バケットにEF水性マルチシーラーを流し入れ、
ローラーの届かない隅や境界線を刷毛塗りします。
広い面はローラーで均一に塗り広げれば下塗り完了です。
2時間ほど乾燥させてから上塗りをしていきます。
下塗り後は1~2日以内に上塗りをするようにしましょう。

STEP.3 EF漆喰EASY【上塗り】
下塗りが終わったら、いよいよローラーで塗れる漆喰塗料「EF漆喰EASY」を塗っていきます。今回はEF漆喰EASY全8色の中で一番人気の「真珠」を塗っていきます。
開封前に、容器を逆さにしてよく撹拌します。
容器の開封方法は容量により異なりますので↓の動画をご覧ください。
開封後は、撹拌棒を使ってよくかき混ぜます。
コテタイプの漆喰とは違ってローラータイプはトロトロしているのが分かります。

・1回目の塗装
1回目を塗っていきます。
基本は希釈せず、そのまま使用してください。保管状況により粘性が高くなっている場合は、少量の水を最大2%まで加えよく撹拌してください。
まずは必要な分量をバケットに注ぎます。
刷毛でローラーの届かない隅や境界線をぬり、
広い面はN字を描くようにローラーで見切りギリギリまで塗り広げていきます。
使用するローラーは中毛の毛丈13mmがおすすめです。

1回目の塗装が終わりました。
EF漆喰EASYは乾燥するにつれて色が白く変化していきます。
3時間以上しっかり乾燥させます。

・2回目の塗装
1回塗りだとまだまだムラがあるのが分かります。
EF漆喰EASYは薄膜なので2~3回塗る必要があります。
2回目も1回目と同じ流れで塗っていきます。
刷毛で隅や境界部分を塗っていくのですが塗りすぎると、
ローラーと刷毛の境目が目立ってしまいますので注意しましょう。
広い面はローラーで塗っていきます。
2回目の方が塗料を吸うので塗りづらく感じるかもしれません。
ローラーにたっぷりとEF漆喰EASYを含ませ、塗っていきましょう。

2回目の塗装が完了しました。
▼乾燥前と後の色の変化をご覧ください▼
2回目乾燥後、しっかりと白くなったのが分かります。
EF漆喰EASYは3回まで塗り重ねることができます。
完全乾燥した色は塗り見本の「真珠」と同じ色になります。
・塗る時のポイント
1.ローラーは力を入れずに、軽く延ばすようにぬりましょう。
2.同一面は、一気に塗りましょう。時間を空けると塗りムラの原因となります。
3.刷毛で塗ったところも、後からローラーで見切りギリギリまで塗り込んでいきましょう。

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STEP.4 養生をとる
EF漆喰EASYが完全乾燥する前に、養生を外していきます。
乾いた漆喰は割れると粉々になるので床を汚さないように
マスキングテープとマスカーは一緒に剥がしていきましょう。

STEP.5 完成
完全に乾燥すれば完成です!
水色の壁が暖かみのある真珠色になりました。
※完全乾燥するには気温や湿度にもよりますが約1週間くらいかかります。
動画も公開中
今回ご紹介した塗装手順は、動画にまとめてご紹介しております。
EF漆喰EASYが乾燥していく様子は見ごたえあり!なので是非ご覧ください。
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