木製ルーズリーフバインダー(A5のリングノート)を作る
長年愛用してきた仕事用ノート。
教わったことをメモしたり、内容が見つけやすいように付箋を貼ったりと使用していました。
だがしかし!恥ずかしながらもうボロボロですね。
内容もすでに変わっているので書き直したいのですが、
ボールペンで書いていたりページが足りなかったりと加筆修正できない状態に頭を抱えていました。
そこでページを追加したり差し替えができるタイプのノートに、作り直してしまおうと思います。
もちろん表紙と裏表紙は木製でかっこよくペイントします。
目次
1.使いやすいノートのサイズや形を考える
さて問題はサイズや形をどうするかです。
色々と悩んだ結果、仕事用に使うならA5のシステム手帳サイズくらいが丁度いいかなと。
そしてページを追加したり差し替えができるように
「ルーズリーフバインダー」タイプのノートに決めました。
A5サイズのシステム手帳は6穴タイプが多く、
100円ショップに行くと様々な種類の6穴ルーズリーフやリフィルが置いてありました。
これらの用紙が使えるように形は、「6穴タイプ」に決定。
あとはルーズリーフをまとめる金具が大切ですよね。
ネットで探してみると3つ穴の「ルーズリング」というのを見つけました。
3つ穴のルーズリングを2個使用すれば丁度よさそうです。
穴の位置もぴったり!お値段もお手頃でカラーもかっこいいゴールドとシルバーがありました。
サイズは「A5」、形は「6穴のルーズリーフバインダー」に決定。
それでは早速「木製ルーズリーフバインダー」をDIYしていきますよ!
2.準備と手順
【準備するもの】
・シナベニヤ板(サイズ 18.5cm × 23cm / 厚み3mm)2枚
・サンドペーパー#240
・電動ドリル サイズ8mm(リング穴をあける用)
・バトンFX & ルビオモノコート
・ウエス
・メラミンスポンジ
・木工用ボンド
・ルーズリング2個
・中に挟むもの ※A5サイズ6穴のルーズリーフやリフィル
【手順】
①表紙と裏表紙の板を用意
②木材にリングを通す穴を空ける
③サンドペーパーでやする
④お好みでタイトルを転写
⑤ステインで塗装する
⑥ボンドでタイトルを張り付ける
⑦お好みのルーズリーフやリフィルを挟めば完成
①表紙と裏表紙に使用する板の準備
表紙と裏表紙に使用するシナベニヤ板を準備します。
サイズは写真の通り 18.5cm × 23cm(厚み3mm)の板が2枚必要です。
ホームセンターで板を購入するときにカットしてもらえばラクチンです。
また今回はタイトル部分の色を変えたかったのでタイトルデザインに合わせたサイズの板も用意しました。
※そのまま表紙にタイトルを転写する場合は不要です。
②木材にリングを通す穴を空ける
用意した板にルーズリングを通す穴を空けます。
写真のように端を5mm空け、ルーズリーフ用紙を重ね合わせ穴の場所に印をつけましょう。
印をつけた場所をドリルで穴を空けていきます。
※直径8mmサイズの木工ドリルビットを使用しました。
穴を空ける時は、板の下に厚めの端材を敷いて、穴をあけるといいですよ。
表と裏の各6箇所に空ければ完了です。
③サンドペーパーをかける
このままだとささくれがあり危ないので、しっかりサンドペーパー(#240)でやすります。
穴を空けた部分も、筆の持ち手などにサンドペーパーを巻いて固定してしっかりとやすってください。
触って手になじむような触り心地になるまでしっかりやすればOKです。
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④お好みでタイトルを転写
レーザープリンターで反転印刷したデザインを「除光液によるトナー転写」の方法で印字します。
転写方法は下記の記事をご覧ください。
⑤ステイン塗装
お好きなステインやワックスを使って塗装します。
塗膜型のペンキだとロゴが消えてしまいますのでご注意ください。
今回は表紙と裏表紙を「ルビオモノコート」の「マホガニー」でステイン塗装しました。
「ルビオモノコート」は、一度の塗布で木材の着色と保護が可能な自然オイルです。
希釈せずに撹拌後、メラミンスポンジに塗料を含ませ、薄く塗り延ばすように塗布します。
塗布後2~3分程度から、固着反応が始まり、繊維に入り込んでいきます。
10~15分以内に余分な塗料をウエスでしっかり拭き取ってください。
完全乾燥に24~36時間ほどかかります。
タイトル部分は定番の「バトンFX」の「ミディアムブラウン」で塗ります。
ウエスに塗料を染み込ませ、木材に塗布します。
色合いを見ながら2回塗りしてもOKです。
完全乾燥に24時間ほどかかります。
⑥タイトルを張り付ける
ボンドで表紙の中央部分に塗装したタイトルを貼り付けます。
⑦お好みのルーズリーフやリフィルを挟めば完成
いよいよ100均で購入したルーズリーフやリフィルをルーズリングで挟めば完成です。
3.さいごに
いかがでしたでしょうか?
木製でかっこいいノートの完成です。
他にも勉強用のノートにしたり、アルバムにしたり使い方は様々です♪
お世話になったあの人への贈り物やお誕生日プレゼントにDIYしてみるのも素敵ですね。
今回は6穴のバインダータイプにしましたが、穴の場所や金具を変えれば2つ穴タイプにすることもできます。
とにかくたくさん挟みたい!という方は、リングのサイズを大きいものに変更すれば、厚みのあるバインダーになりますよ。
皆さまも是非「木製のルーズリーフバインダー」を作ってみてはいかがですか。
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