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はじめてのセルフリノベーション~思い出を彫刻したL字に作るだけ!カーテンレールカバーDIY~

リビングの壁紙ペイントに挑戦してくれたTさん。
創作意欲が沸いてきてリビングに合った小物を3つもDIYしてくれました!前回は1つ目で『はじめてのセルフリノベーション~オイルステインを使って、温かみのあるアンティーク棚に大変身~』木材を古材風にアレンジしたオシャレなアンティーク棚がとても素敵でした!

今回2つ目になります!リビングにある無機質なカーテンレールを木材でカバーするボックスを制作しました。カーテンレールカバーは、付けるだけでお部屋の雰囲気を引き締めます。さらに、インテリア性はもちろん機能性も備えています。

カーテンレールカバーのメリット

●カーテン上の光や外気を遮り省エネ効果
●音の遮断
●カーテン上を飾り棚として活用可能
●DIYなら賃貸でも穴開けずに作れる
などメリットが多いです。

メリットが多いカーテンレールカバーは、とても簡単にDIYすることができます。
Tさんは、お子さんが描いてくれた思い出の絵をトレースしてオリジナルカバーをDIYしました!

準備と作り方

【材料】
・木材
SPF 1×6材     180cmカット    2枚  698円
SPF 1×の端材 14cm×12.1cm 1枚  無料
SPF 1×1材   9cm 3枚(取付け用) 149円

・スチールウール
・ウエス
・ビニール手袋
・サンドペーパー 130円
・結束バンド 9本 100円
・ネジ
・金槌
・カッター
・キリ
・木に刻みたい思い出♪
ブライワックス(ジャコビアン)
・あると便利! コーナークランプ

【費用】1000円くらい ←塗料の値段入ってません

【時間】2時間ほど

【難易度】★

【手順】
1:木材全体にサンドペーパーをかける
2:子供が描いてくれた家族の似顔絵をトレース
3:木材にトレースした絵をキリを使ってなぞるように彫る
4: 絵以外の場所を金槌やカッターでアンティーク風に加工
5:スチールウールでブライワックスをペイント
6:お好みに合わせて2回塗り
7:木材を組み立てる
8:結束バンドと木材でカーテンレールカバーをのせる土台をつくる
9: 土台にネジで固定したら完成!


1:木材をカットしたら全体にサンドペーパーをかける

今回DIYするカバーは、カーテンレールの一部が壁にギリギリでカバーが入らないため、そこを除いた上部・前の部分・片側面の3面の木材を準備しました。

 

長い木材のカットは、手で押さえても動いてしまって切りにくいうえにカット部分が、だんだんとズレてきてしまいました。

そこでおすすめのDIY工具!クランプを使いました。これを使うとしっかり固定できるのでズレることなくキレイに切ることができました。
※クランプを使う時は、強い力で固定するので当て木をしましょう。

カットした木材の素地を均一にするためにサンドペーパーをかけます。
かけないとささくれた場所がチクチクしていて触った時に刺さってしまう危険性もありますのでしっかり、やすりがけしましょう。

2:子供が描いてくれた家族の似顔絵をトレース

次にカバーの前にあたる部分にお子さんが描いてくれた家族の絵をトレースしていきます。

じゃん!家族の絵!!可愛すぎます♪
この素敵な思い出の絵を早速カバーに刻みます。まず、描いてくれた絵をコピーして、絵の裏を鉛筆で擦り一面黒くしてセルフカーボン紙を作ります。
そして、鉛筆で一面黒くした面を木材に当てて描いた絵を鉛筆でなぞります。

すると、見にくいのですが、木材に薄っすらと絵が写ります。

これですと彫るときに分かりにくいので鉛筆で加筆したらトレース完了です。

3:木材にトレースした絵をキリを使ってなぞるように彫る

トレースした絵をキリなどの尖ったもので彫っていきます。彫り方は、絵に沿ってなぞるように彫っていきます。

【ポイント】

深めに彫っておくと塗装したときに絵が色濃く出ますので深く彫っていきましょう。

4: 絵以外の場所を金槌やカッターでアンティーク風に加工

絵の部分を彫り終えたらその部分以外は、以前の記事「はじめてのセルフリノベーション~オイルステインを使って、温かみのあるアンティーク棚に大変身~」でお伝えした金槌やカッターで、傷をつけてアンティーク風に加工していきます。この時、絵の部分に傷はつけないようにします。

5:ブライワックスをスチールウールを使ってペイント

傷をつけ終わりましたら、早速塗っていきます。
まず、ブライワックス(ジャコビアン)をスチールウールに少量とり、擦りこむように塗っていきます。
※ブライワックスはガソリンのようなニオイが充満しますので使うときは換気を充分にしましょう!
塗り終わりましたら、15分~30分乾燥させて布で拭き取りましょう。

拭き取ると思い出の絵の部分に塗料が入り込んで色濃く出てきました!

6:お好みに合わせてブライワックスを2回塗り

ブライワックスは、一度塗りでも良い風合いが出ますが木材やブライワックスの色で1度塗りでは足りない場合もありますので、お好みで2度塗りしてください。Tさんの時は、1度塗りでは色が薄かったので2回塗りしました。こちらも乾燥させた後、布で拭き取りながら磨きをかけるとツヤが出てきます!

2度塗り完成!思い出の絵や傷の部分は、塗料が染みこんで濃淡がはっきりして懐かしい雰囲気になりました。

7:木材を組み立てる

しっかりと乾かしましたら、組み立てていきます。ここでも便利工具!コーナークランプの登場。

L字などコーナーで固定したいものをしっかりと固定してくれる優れものを使ってカーテンレールカバーをサクッとネジ止めしました。

8:結束バンドと木材でカーテンレールカバーをのせる土台をつくる

カーテンレールカバーを設置する前に下準備をします。まずカーテンレールのアジャスター上部に厚みのある角材(ネジが貫通しない程度の厚み)を乗せて結束バンドで固定します。これで完了!この方法ですと、壁に穴を開けず原状回復ができますので賃貸のおうちの方でも出来ます!

9: 土台にカーテンレールカバーを乗せてネジで固定したら完成!

先程取り付けた土台に合うようにDIYしたカーテンレールカバーを乗せて、土台の真上にネジを固定していきます。固定出来ましたら完成です!!
※ネジを固定する際、カバーの長さや重さもありますが二人で作業したほうが安心して固定出来ます。

どうでしょうか!?一気に雰囲気が変わりました。ちょっと味気ない感じの出窓でしたがカバーをするだけでアンティーク風のオシャレな出窓に変身しました。

お子さんの可愛い思い出の絵もしっかりあります♪お部屋とマッチしていますね!

最後に

カーテンレールカバーの上はしっかりしているので棚としても使えますよ!

Tさん宅では、可愛らしい動物さんたちがお散歩していました。そのほか小物やグリーンを飾ったりして窓廻りをアレンジしても素敵ですね。


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