柿渋の消臭効果を期待してインナーを染めてみた
柿渋は、抗菌・消臭機能さらには、防腐効果も備わっていて、古くから染物や木材の塗装などに使われています。
抗菌・消臭機能があるというとこで、もし!インナーを染めたら汗やニオイ対策にいいのでは?!と思い染めてみました。
目次
準備と作り方

【材料】
・インナー(綿製品)
・柿渋
・内容器(ローラーバケットの内容器)
・バケツ(ローラーバケット)
・軽量カップ
・ビニール手袋
【費用】
・1500円程度
【時間】15分ほど(乾燥時間を除く)
【難易度】★ 浸けて絞って出来上がり♪
【手順】
1:柿渋を入れて水を注ぐ
2:柿渋にシャツを浸す
3:干す(日陰干し)
4:すすぐ
5:干す(日当干し)
1:柿渋を入れて水を注ぐ

今回、インナーを染めるので服着たときに透けないように、水で希釈して染める「薄染め」をしていきます。
まず、計量カップに柿渋を、インナーがヒタヒタに浸せるぐらいの量を測り入れます。その後、同じ量の水を注ぎます。
※鉄製品のバケツなどにすると反応を起こすので使わないでください。
2:柿渋にインナーを浸す

手が染まらないように手袋をして、インナーを浸します。
3:干す(日陰干し)

柿渋は紫外線に反応し染まってしまうので、シワで影になったちょっとした部分でもムラになってしまいます。
ムラ防止のため、今回は日陰干しをします!わざとシワ加工するのもありだと思いますよ♪
4:すすぐ


日陰干しして乾いたインナーを、たっぷりと入れた水で、すすぎます。
5:干す(日陰干し)

すすぎ終わりましたら、手順2、3を繰り返し完成です♪

サーモンピンクのような色合いから茶色に変わりました。袖の部分に色ムラが!!うーん。ハンガー干しでもムラが出てしまいました。もしかしたら、干しかごなどで平らに干して、夜乾かしたほうがいいのかもしれません。

着る前に、服に合わせてみました。赤い服なら気にならないかも。

めくってみると、ちょっと、色は好み分かれそうですが・・・。インナーですし着たら見えませんしね♪
初めての染物!簡単で楽しかったです。次染める時は、日干しでどのくらい染まるか比較しよう
最後に
インナーだけでなく、ハンカチなど染めるのもいいですよ。
今回はそのまま染めましたが、紐や輪ゴムできつく縛って、模様をつけるのもオシャレですね。
輪ゴムで縛って染めた記事はこちら