塗装時に大活躍する養生テープ「マスカー」とは
マスカーという塗装用品をご存じでしょうか?
マスカーは、塗装するときにあると大変便利な逸品で、プロのペインターは必ず使用しています。
塗装時のアイテムとして用意しておくことをおすすめいたします。
目次
マスカーとは
マスカーは、塗装作業を効率よく仕上げるための養生用品で、布テープや紙テープにポリシートが折りたたんだ状態で付いているテープ付きの養生シートです。
テープやシートの素材や幅により様々な種類があります。一般的なのは、布テープや紙テープに550mmか1,000mm巾のポリシートが付いたタイプです。
※養生とは:ペンキがついては困る場所を覆う作業のこと。

マスカーの使い方
マスカーは、ペンキがついては困る窓や床などを覆う様に貼ります。塗装作業だけではなく、掃除やワックス掛けなどのときに汚したくない箇所に使用するのも良いでしょう。
マスカーは、養生したい場所にテープを貼っていき、貼り終えたら、ポリシートを伸ばします。ポリシートの端をテープで留めれば養生の完了です。

マスカーが無い場合は、養生シートや古新聞紙をマスキングテープ等で留めて養生するのですが、養生シートや新聞紙をテープで留める作業が発生します。マスカーはこの作業が不必要なので効率的に養生作業を進められ大変便利です。

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マスカーの特長
・簡単に養生ができる
・手で簡単に切ることができる
・コロナ処理タイプなら、塗料が垂れず剥がれにくい
・様々なサイズがある
※コロナ処理タイプとは:ポリフィルムの表面にコロナ放電処理を施したもの。
放電処理により塗料を垂れにくくしたり、付着した塗料が飛び散りにくくなっています。
布テープ(ガムテープ)やマスカーとの違い
布テープはガムテープとも呼ばれ、ダンボールの梱包などによく使われています。また、粘着力がマスキングテープより強いので、外部の養生やしっかり養生したい場合に最適なテープです。

マスカーは、紙テープや布テープにビニールシートが付いた養生用品です。ビニール幅は550mmから1,000mm位まであり、床や窓・ドアなどの広い面の養生のほかにも、照明器具やエアコンなどもマスカーで覆うと早く簡単に養生ができて大変便利です。
テープとビニールは手でも簡単に切れますが、ハサミなら引っ張らずに綺麗に切れるのでおすすめです。

マスカーの使用時の注意点
・床に使用した場合にペンキを垂らすと滑りやすいので注意しましょう。
・テープを貼っている時にテープの糊面にポリシートがつきやすいので注意しましょう。
・手でも切れますが、ハサミで切ればまっすぐ綺麗に切れます。
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