ペイントの乾燥の方法は1つじゃないんです
ペイント後に必ずやってくるのが乾燥。 乾燥と言っても塗料の乾燥には段階があるの知っていますか? 「え?乾燥は乾燥でしょ?」と思っていたらちょっと待ってください。 ここで、私のマニキュアで例を入れつつ、さっくりお教えします♪
目次
【指触乾燥】
ゆっ・・・ゆびしょく?私も読み方が分からなくて調べた一人です。 「ししょく」と読みます。 漢字でなんとなく指で触るのかな?とわかりますよね。 指触乾燥は、指で塗装面にかるく触れたときに指に塗料が付かない状態です。 マニキュアの指触乾燥というと・・・ 爪に塗って乾いたかなー?と触ってみたら指に付着しなかったけれど、擦ったり軽く押すと塗った表面に指紋つく悲しい状況!
【半硬化乾燥】
半硬化乾燥は、塗装面を指で静かに擦ったとき、塗面にすり跡が付かないくらいの状態です。 これだけ読んでも頭に「?」が浮かんできますよね。 マニキュアの半硬化乾燥というと・・・ 塗った部分を擦っても指紋が残らないけれど、クッと強く押したり爪を立てると跡が残ってしまうような状況。
【硬化乾燥】
硬化乾燥とは、指で塗装面を強く押したときに塗膜に指紋がつかず、塗面を速くこすってもすり跡が付かない状態です。 この状態ってもう、完全乾燥じゃないの?って思いますよね。私も、そう思います! 例えば、床を塗装したときに歩いても大丈夫だけれども、重い荷物を置いたりしたときに塗料が剥がれてしまう状況です。 マニキュアの硬化乾燥というと・・・ 乾燥させたと思い、何か手仕事やちょっとしたことして気がついたら剥がれていたり欠けていたりしている状況。
【完全乾燥】
完全乾燥は、塗膜内部の乾燥が完全に終わている状態です。 この状態は、2、3時間~数日間乾燥させたときの状況です。 ※塗料の容量や内容が違うと乾燥時間は変わるので説明書を読みましょう!
【最後に】
ここまで4ステップありましたが、見分けるのが難しいですね。 とくに、半硬化乾燥と硬化乾燥は見分けにくいです。 乾燥難しいよ!と思ったかた。 ご安心ください!全ての塗料が、このように記載しているわけではありません。 頭の片隅に、そういえば、こんなに分け方があったなぁ~と思い出してもらえれば嬉しいです♪
※塗り重ねるための乾燥時間は、塗料により異なりますので必ず塗料の説明書(仕様書)で確認しましょう。
では、素敵なDIYライフを!
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