光るのはどっち?蓄光(ちっこう)と蛍光(けいこう)の違いとは!
「蛍光塗料は夜の暗闇でも光りますか?」という質問をよく受けるのですが、夜の暗闇で光るのは蛍光塗料ではなく蓄光性の蓄光塗料(夜光塗料)です。
では、蓄光(ちっこう)って何だろう?というあなた!暗闇で時計の文字盤や照明スイッチが光っているのを思い浮かべてください。ぽぉ~と光っているアレが蓄光です。ちなみに蛍光とは、蛍光ペンでお馴染みの鮮やかな色彩のことですね。
目次
蓄光塗料はどうして光る?!

蓄光塗料は太陽や照明などの光を吸収して蓄え、その光を徐々に放出することで発光しているんです。
光を徐々に放出するため発光自体は照明の光よりも弱く、明るい場所では光っているのか良く分かりません。しかし、瞬時に真っ暗闇になると発光しているのがよく分かります。
蛍光塗料はなぜ光らない!
実は蛍光塗料も光っています。しかし蛍光塗料は光を一瞬にして発するため、鮮やかに見えるのですが光を蓄えることができないので、反射する光がない暗闇では光らないのです。
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ブラックライトを照射すると!
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蓄光塗料も蛍光塗料も光(エネルギー)を吸収し発光するため、紫外線(UV)を発するブラックライトを照射すれば、蓄光塗料も蛍光塗料も鮮やかに発光します。
蓄光塗料は照らすエネルギー(照度)が高いほど短時間で光を吸収して輝度が高くなり鮮やかに発光します。
蛍光塗料は色の見えない紫外線にも反応(色の見える光に変換)するためより一層鮮明に光ります。
蓄光塗料を使ってみよう!
夜暗くする部屋などでは、蓄光塗料を使ってインテリアや雑貨、壁や天井を光らせると幻想的で素敵です。
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蛍光塗料を使ってみよう!
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蛍光塗料は屋外の昼光下や屋内の照明下でも色鮮やかに見えますが、ブラックライトを照射すれば暗闇でも鮮やかに発光します。イベント等では目立つし、とても楽しい演出が可能です。
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なかなか蛍光塗料や蓄光塗料を使うということはないかと思いますが、「こんな使い方をしてみたよ!」という方がいらっしゃいましたら是非事例をおよせください。お待ちしております。