初心者のためのハケの使い方講座
ペンキを塗る道具といえば「刷毛(ハケ)」ですね。正しい使い方をマスターして、上手に塗れるようにしましょう。
目次
新しいハケを使う前に
ペンキを塗っていると毛が抜けて塗装面に付くことがありますので、ペンキを付ける前に抜けやすい毛はできるだけ取り除いておきましょう。
サンドペーパー(ザラザラした板でもOK)にハケを撫でつけます。
ハケの持ち方
ハケの持ち方はエンピツを握る持ち方が基本となりますが、持ちやすく扱いやすい持ち方(握り方)でよいでしょう。握る位置は、柄の前方から中心当たりを軽く握ります。握る手や腕に力が入り過ぎると上手く塗れません。
一般的な持ち方はエンピツ型です。
大きな平ハケやラスター刷毛はラケットを握るようにしてもOK。

築10年のお家はそろそろ注意|ベランダ防水効果には寿命があります|自分で防水塗装すれば業者に頼むより8割お得?|水性だから自分でDIY塗装できる当店オリジナル「EFミズハ水性防水材」がおすすめ!→詳しくはこちら
塗料の含ませ方
抜け毛を取り除いたら、ハケ全体を手で撫でて毛先を整えます。
ペンキは、ハケの1/2~2/3くらいまで付けるようにします。ハケの根元まで付けてしまうと柄の方までペンキが垂れてきたり塗りにくくなりますので注意しましょう。またペンキの入った容器の縁に柄が触れないようにしましょう。最後に容器の端でペンキが垂れないように軽くしごけば準備完了です。
ハケによる塗り方
最初は塗りづらい部分から塗りましょう。表と裏があるものは裏面から塗りましょう。その後、広い面や表面を塗っていくようにします。広い面や長い面は、ハケを横にして塗ります。隅や角などはハケを縦にすると塗りやすいでしょう。上下面では上から下へ、前後面では奥から手間へ塗っていきます。左右は塗りやすい方向からでOKです。
塗装中の抜け毛の取り除き方
もし、抜け毛が塗装面に付いてしまったら、手で取らずハケで抜け毛を縦方向に引っ張る感じで擦って、塗装していない面まで移動させてから取ると塗装面を傷つけずに取り除けます。
これでハケの使い方はバッチリです!
使い終わった後のハケの洗い方も確認しておきましょう!