初心者のためのペイントローラーによる室内壁の塗り方講座
室内壁の広い面や平らな面を塗装するときに、必要になるペイントローラー。
専用のハンドルにローラーをセットするだけで後は、簡単に塗ることができます。
そういっても初めてですと、やはり躊躇してしまいますよね。
今回は、初めての方にローラーでの塗装方法をお伝えします。
目次
ローラー塗装で必要な塗装用具
■ローラー
■ローラーハンドル
■ローラーバケットセット(ローラー皿でもOK)
▼ローラーの選び方については、塗装ローラーを買うときに注意すべき3つのポイントでご確認いただけます。
▼ローラーの使い方については、初心者のための塗装用ローラーの使い方講座でご確認いただけます。
ローラーを使った壁の塗り方
まず塗料を入れたバケットの中にローラー入れて、塗料をたっぷり吸わせます。そのままではポタポタと塗料が垂れてしまいますので、バケットとセットになっている
ネットで塗料垂れてこない程度しごきます。このとき同じ場所を転がしてもその部分だけ塗料がしごかれるので均一に転がしましょう。これで塗装準備完了です。
準備ができましたらさっそく塗装する壁に塗っていきましょう。壁を塗るときは、左側から右側に向かって塗っていきます。
できるだけ塗装する量を均一にするため、最初は大きなNの文字を書く要領でペンキを塗ります。
※ローラーで塗りにくい狭い箇所や隅の部分は、事前に刷毛で塗っておきます。
ある程度塗りましたら、縦方向にペンキをローラー幅の一部が重なるように塗り広げていきます。
刷毛ムラを最小限にするため、ローラーを一方方向のみで塗って仕上げていきます。1~2メートル幅でこの塗装を繰り返していくと効率よく作業ができます。
壁に凸凹がある場合
凹凸がある壁の場合、塗料がしっかりと入り込まず塗り残しが出てきてしまいます。その場合は、Nの文字を書く要領でペンキを塗った後に、横縦(上下左右)方向に塗って仕上げます。凸凹部分に塗り残しが無ければ1回目の塗り完了です。塗料を乾燥させていきます。
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1回目の塗装後はローラーの乾燥を防ぎましょう
壁の塗装は、通常2回塗りが基本です。
1回目を塗装したあと、塗装面を乾燥させます。その間ローラーやバケットをそのままにしておくと乾燥して塗料が固まってしまいます。
乾燥してしまうと2回目の塗装の時に固まった塗料が混ざり、『ブツ』ができる原因になります。
それを防ぐためにローラーは、ビニール袋やラップで包んでおいて密閉しておきます。またローラーバケットやローラー皿も同じように、ビニール袋やラップなどで空気に触れないようにしておきましょう。
2回目の塗装は1回目の塗装と同じ
1回目の塗装が乾燥したのを確認しましたら2回目の塗装をしていきます。塗装方法は1回目の塗装と同じように塗装してもらえればキレイに塗ることができます。
▼ピンクの壁を白く塗装した時の記事はこちら
使用したローラーや道具の片付け(水性塗料を使用した場合)
塗装したローラーは使い捨てのものでしたら、ローラーについている余分なペンキを古新聞紙などに擦り付けできるだけペンキを落します。
ペンキを落としたローラーは、新聞紙などでくるみローラーハンドルから抜きとり、そのまま乾かします。
乾きましたら、各自治体のごみの捨て方に合わせて捨ててください。
ローラーハンドルやバケットは再利用可能ですのでキレイして次回使えるようにしておくとよいでしょう。
余談ですが余った塗料は、こちらの記事をご参考になさってください。