【初心者必見】上手に塗るための9ヶ条
目次
1:塗るものに適した塗料を選ぶべし
塗るものとは、素材・場所など。
誤った使い方をすると、綺麗に仕上がらなかったり、あとで塗料が剥がれたりします。一番大切なことは、容器に書いてある用途をよく読むこと! 基本です。食品の成分データを見るような感覚で大丈夫なので~
2:塗料に適したうすめ液を使うべし
塗料がドロッとして塗りにくい時、ハケを洗う時、また洋服に付いてしまって落とす時など。うすめ液って、結構大切な存在です。(水性塗料の場合は、水で薄めます!)
ちょっと違いますが・・・「めんつゆ」って、3倍濃縮とか2倍希釈とか、そのまま使うこともあります。ペンキに関しても、薄めるのか、薄めないのか。どのくらい薄めるのか?などなど。用途を見ながら調整してみてください。
3:塗装用具は適したものを選ぶべし
ハケには、塗料の種類によってペイントバケ・水性バケ・ニスバケなどがあります。形もズンドウバケ・平バケ・スジカイバケに分かれます。また広い面には、ローラーバケ・コテバケが大活躍!作業能率アップにつながります。いろいろな種類があるので、気になる方はコチラへ。
4:天気の良い日に塗装するべし
雨の日や湿気の多い日に塗装すると乾きにくかったり、表面が濁ったりすることがあります。気温が低い日は、塗料が乾かないことも。屋外塗装をする時は、気温・湿度・風などに注意しましょう。
お天気について詳しく知りたい方は、コチラの記事も読んでみてください。
5:風通しは良くするべし
室内塗装の場合は、特に気を付けてください。というか、閉め切った部屋で掃除しませんよね?それと同じです。換気が大切だということ。
6:素地を整えるべし
塗装前には塗るものを乾燥させて、表面の手入れをしておきます。よごれ、剥がれ、サビ、油分、カビなどを綺麗に落としておくことで、仕上がりが全然違います。みかみんも板を塗る時は、サンドペーパーで表面をなめらかにしてから塗ってますよ~
サンドペーパー選びに迷ったら?コチラの記事をご参考に。
7:塗りたくない部分は隠すべし
養生を制する者は、塗装を制す!どんなに気を付けても余計なところを塗ってしまうことがあります。マスキングテープやマスカー、古新聞などを使って、塗料を防ぎましょう。ちゃんと養生しておけば、一安心です。養生については、以下の記事をご参考に。
あえて養生しない!という選択肢もあり。
8:使う前は絶対にかき混ぜるべし
必ず缶を振ってください。缶の底に顔料が沈殿しているかもしれません。缶を開けてから、棒などでかき混ぜて、色を均一にすることが重要です。みかみんは割り箸を使うことが多いです。スプレーもよく振ってくださいね。
9:塗料は薄く塗るべし
一度に分厚く塗った場合、表面だけが乾いて中が乾いていない状態になります。シワやひび割れの原因になってしまうので、なるべく薄く塗ります。そして、しっかり乾かしてから2~3回の重ね塗り。
みかみんは、マニキュアに似ていると思いました。ネイルサロンでプロの方に塗ってもらうと、すごく薄く、何度か塗ってくれます。ちなみに、せっかちな私は塗装もマニキュアもドライヤーという最強アイテムを乱用しております。笑
ペイント初心者のみかみんは塗装と料理って似ているなぁ~と感じている今日この頃です。はじめは当たり前のことが分からなかったり、段取りが悪くて時間がかかったりと大変ですが、慣れれば問題ありません。想像よりも遥かに簡単なので、初めての方も緊張しなくて大丈夫ですよ!
参考:日本塗料協会「塗装ガイドブック」より
そもそも塗装ってなんだろう?と疑問の方はコチラ↓
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