読み物アイコン読みもの

お買物アイコンお買いもの

OFFICIAL SNS


【初心者必見】塗装に失敗しない!上手に塗るための9ヶ条!

塗装に失敗しない!上手に塗るための9ヶ条

「部屋の壁とか家具とか塗装してみたいと思っているけど、気を付けることってある?」
このページをご覧になっている貴方は、塗装してみようと思っているけど初心者だという方でしょうか。
塗装はいろいろなものを自分好みに彩ることができて、DIYのレベルが上がる楽しい作業です。
しかし、適切な準備をしなかったり適切な道具を使わずに塗装をすると、ムラができたり剥がれやすくなったりしてしまいます。
初心者でも塗装をきれいに仕上げるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
そこで本記事では、塗装を失敗せずに仕上げるための9つのポイントを詳しく解説します。

1:塗るものに適した塗料を選ぼう

「塗るもの」とは、素材・場所などのことです。
塗装を成功させるためには、塗装対象の場所や素材に合った塗料を選ぶことが重要です。

木材、コンクリート、金属、プラスチックなど、素材によって適した塗料は異なります。
また、用途によっても適した塗料が異なり、例えば木材用の塗料でも屋外用と屋内用では耐久性や防水性が違ったり、臭いの強さや防腐剤など成分の含有量などが違ったりします。
違う用途の塗料を選んでしまうと、綺麗に仕上がらなかったり、後から塗料が剥がれてきたりしてしまいます。

一番確実なのは、容器やカタログに書いてある用途をよく読むこと
自分が塗りたい素材・場所に合った塗料を選んでください。
塗装する場所や目的に応じた塗料を選ぶことで、仕上がりが美しくなり、長持ちします。

また、例えば同じ木材に塗る塗料でも、木目を活かす浸透性塗料と塗膜で覆う造膜型塗料があったりします。
自分が思い描く仕上がりに合った塗料を選んでくださいね。

塗料の選び方については、こちらの記事でも紹介しています!

ペンキを買うとき、これだけは調べていきたい4つのポイント!

2:塗料に適したうすめ液を使おう

うすめ液

塗料はそのまま塗れるものも多いですが、塗料がドロッとして塗りにくい時はうすめ液を使える塗料もあります。
他にもハケを洗う時、また洋服に付いてしまって落とす時などにもうすめ液を使用します。

塗料を薄める際には、必ず適したうすめ液を使用しましょう。
塗料には大きな分類として、水性塗料油性塗料があります。
水性塗料の場合はで薄めます。
油性塗料の場合はペイントうすめ液ですが、油性塗料の中でもラッカー塗料の場合はラッカーうすめ液…など、それぞれに適したうすめ液があります。
間違ったうすめ液を使用すると、塗料が分離したり、逆に固まって使用できなくなったり、また見た目は変化がなくても素材に影響を及ぼしたりすることがあります。
また、薄める割合(希釈率)も塗料によって決まっています。薄めすぎると塗装時にムラができたり塗膜が薄くなって下地が見えてしまったりすることがあります。

塗料の説明をよく読み、適切なうすめ液を選び、適切な希釈率で希釈することが大切です。

3:塗装用具は適したものを選ぼう

塗装に使う用具には、刷毛ローラーなどさまざまな道具があります。
塗る面積や塗料の種類に応じて、適した道具を選びましょう。
例えば部屋の壁を塗る場合、端などの細かい部分には刷毛を、広い面にはローラーを使うと効率よく綺麗に塗ることができます。

ハケには、塗料の種類によって水性用・油性用・ニス用などがあり、形も筋違刷毛・平刷毛などに分かれています。
ローラーにもサイズや毛の長さなどの違いがあり、塗る場所や素材によって使い分けできます。
他にもコテバケやスポンジ刷毛など、いろいろな塗装用具があります。

用途に合った道具を選ぶことで、効率アップや綺麗な仕上がりに繋がります。

4:天気の良い日に塗装しよう

塗装は湿度や温度の影響を受けやすいので、天気の良い日に行うのがベストです。
雨の日や湿気の多い日に塗装すると乾きにくかったり、表面が濁ったりすることがあります。
気温が低い日は、塗料が乾かないことも。
気温が15〜25℃程度で湿度が低い日を選ぶと、きれいに仕上げやすくなります。
また、屋外で塗装する場合は風が強すぎるとホコリやゴミが付着する原因になります。

塗装に適した天気について詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

5:風通しは良くしよう

室内で塗装をする際は、十分に換気しましょう。
特に油性塗料ラッカー塗料は揮発性の溶剤を含んでおり、引火性があったり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
できるだけ多くの窓やドアを開けて風通しを確保しましょう。
水性塗料の場合でも室内での塗装の際はしっかり換気してください。

換気をしっかり行うことで、安全に作業できるだけでなく、塗料の乾燥も早くなります。


[PR]
EFミズハ水性防水材|築10年、そろそろです「見た目ではわからないベランダ防水の期限切れ」自分でやれば80%OFF
築10年のお家はそろそろ注意|ベランダ防水効果には寿命があります|自分で防水塗装すれば業者に頼むより8割お得?|水性だから自分でDIY塗装できる当店オリジナル「EFミズハ水性防水材」がおすすめ!→詳しくはこちら


6:素地を整えよう

塗装前には素地(塗るものの表面)を乾燥させて、綺麗にしておきましょう。
汚れ、剥がれ、サビ、油分、カビなどがあると塗料がうまく密着しませんので、それらをしっかり落としておくことで、仕上がりが全然違います。
塗る前に素地を綺麗に整えることが、仕上がりの良さに繋がるのです。
素地調整=塗装において最も重要な工程と言っても過言ではないでしょう。

素地調整の方法は、下地の種類や使用する塗料によっても変わってきますが、サンドペーパーで表面を滑らかにし、汚れや油分を除去しましょう。
素材によっては、専用のシーラーやプライマーなどの下塗り剤を塗ると、塗料がしっかり密着し、長持ちします。

サンドペーパーの種類や使い方については、こちらの記事でご紹介しています。

7:塗りたくない部分は隠そう

塗装をする際、不要な部分に塗料が付かないようにすることを「養生(マスキング)」と言います。
マスキングテープやマスカー、新聞紙やビニールシートなどを使って、塗りたくない部分をしっかり覆いましょう。
特に境界部分や細かい部分は丁寧にマスキングをすると綺麗に仕上がります。
塗装するのは人なので、どんなに気を付けても余計なところを塗ってしまうことがあります。
ちゃんと養生しておけば、もしはみ出しても一安心です。

養生については、以下の記事で詳しいポイントを説明しています。

あえて養生しない!という選択肢も。

8:使う前はしっかりかき混ぜよう

塗料は使う前に必ず缶を振ってよく混ぜてください。
時間が経つと缶の底に顔料が沈殿していることがあります。そのため、使用する前にはしっかりと攪拌(かき混ぜること)しましょう。
缶を開けてから、棒や専用の撹拌棒でよくかき混ぜて、均一にすることが重要です。
小さい塗料缶なら割り箸で混ぜてもOKです。

均一に混ざった塗料を使うことで、色ムラを防ぎ、美しい仕上がりになります。
スプレー塗料もよく振ってから使ってくださいね。

撹拌については、こちらの記事でも詳しく解説しています。


9:一度に厚塗りするのは避けよう

一度に厚く塗ると、乾燥が遅くなり、表面だけが乾いて中が乾いていない状態になります。
シワやひび割れの原因になってしまうため、塗料は薄く均一に塗ることがポイントです。
1回目の塗装がしっかり乾いてから2~3回(塗料によって異なります)重ね塗りをしましょう。
乾いていないうちに重ね塗りすると、塗膜の剥がれなどを起こす可能性があります。
一回一回を薄く塗ることで、乾燥時間が短くなり、剥がれにくくなります。

まとめ:上手に塗るための9ヶ条で初心者でも塗装を成功させよう!

初心者の方が塗装を成功させるためには、適切な準備と手順が重要です。
今回紹介した9つのポイントをまもって作業すれば、初心者でも塗装を成功させることができるでしょう。
実際にやってみれば、想像よりも遥かに簡単なこと間違いなしです。

「上手に塗るための9ヶ条」をぜひ実践して、美しい仕上がりを目指しましょう!


関連キーワード:, , ,

ランキング
人気記事
RANKING

ランキング
人気商品
RANKING

コンテンツ一覧ALL CONTENTS

  • 読み物
  • 記事一覧
  • 人気記事
  • 連載記事
  • 特集記事
  • ペイントHOWTO
  • お買いもの
  • 塗る場所・素材
  • 塗料の種類・機能
  • 建築用途
  • 塗装用具
  • メーカー